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THE相場観

実践的なつぶやきをしながら相場観を公開するブログです。20年以上投資歴です。はじめ株取引でしたが、ここ10年は、日経平均先物、オプション取引が多いです。日経平均の動向は、日経平均先物及びオプション取引やドル円など為替と密接に関係しています。テクニカルやファンダメンタルなど考慮し、FXトレーダー目線も交え投資戦略を考え投資活動をしています。平日ほぼ毎日、相場観を語っています。楽天証券のMarket Speedを使っていますが、その取引画面や過去のチャートの動きを動画で解析もしています。「THE相場観の投資図書館」と題した特集記事も掲載していますのでお時間ある際にお立ちよりください!
 
 
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12月31日:特集!THE相場観の来年の相場について! 

特集!THE相場観の来年の相場について!

日ごろより、本ブログを応援いただきありがとうございます。おかげ様で来年の3月ではまる4年になります。本日まで投資活動ができている事に感謝です。がんばって更新してきてよかったです。引き続き、バナーの応援クリックのほどよろしく御願いします!とても励みになります!

さて、年末締めとして来年の相場について簡単に記事にしてご挨拶かわりとさせて頂こうと思います。年末の相場については前回の特集をご確認いただればと思いますが、大筋その通りに展開した印象です。大納会までは、年越しリスクを解消すべく、売り方の買戻しによる反発が発生したと見ており、戻りの場面で戻り売りに押される格好となり、大納会を迎えたと考えています。

来年は、恐らくなかなか回復はできない相場展開が続くと思います。それは、下記チャートからも想像つくと思います。

20181230特集1

この図からわかる通り、長らくの揉み合いゾーンがあり、そこから下ブレイクした事から当該ゾーンが戻り売りポイントになってしまいます。ある意味当然で、このゾーンで処分のチャンスを逃し戻りを待つしかない投資家さんが多数存在するわけですから。来年それなりに戻る事が考えらえるのですが、図にある上値が重くなるゾーンに差し掛かると、そこから上へはなかなな抜けない状況がしばらく続くのではないかと思います。揉み合いゾーンが長い分だけなかなか抜けない。

20181230特集2

一方ダウも同じですね。同じ解説になりますが、レンジ相場からの下ブレイクしたわけですが、戻るにしても上値抵抗ゾーンに入ると戻り売りに押される事が想定されます。

米株の下落は消費者心理に大きな影響を及ぼします。来年から世界的に消費者は景気後退を意識する事になると思いますし、年末の下落で損失を被った個人投資家も少なくないと思いますから、それが経済指標に徐々に表れてくる可能性が否定できません。消費者信頼感指数や住宅系など。財布の紐が閉まってくる。個人消費に関わるトピックスとしてアップルの減産報道は印象深かったです。ちょっと大げさですが新技術が世界中に一巡した感じです。あらたな技術革命を起こさないと米国の新たな成長は難しいかも知れませんね。IPhoneは進化していくのでしょうから、また何れ増産報道により景気の下支え材料になるものと思っています。目先2019年の消費動向は、そういった事実から景気低迷が顕在化してくる事は想定はしておかなくてはいけません。

来年の大発会から引き続き戻りを試す動きになるのかも知れませんが、上記図にある上値抵抗ソーンに突入してくるとどこかで売り押される場合がある事を想定しておき、そのゾーンは簡単には抜かしてはくれない事も念頭におきつつ2019年の相場に対応していきたいと思います。加えて消費税の増税実施。良い材料はありません。一方日本としてはオリンピック開催や大阪万博など明るい材料も相場に影響を与える場面はあると思いますが、影響は限定的ではないかと思っています。それらイベント通過後の日本経済の本格的な景気後退を織り込み始めるのかどうかの方がもっと気になる事です。アベノミクスのようにはいかず、これまでとは違い注意深く相場とむきあう必要がある新年になりそうです。

2019年の相場を表現するなら、下記2つに留意をしつつ相場に取り組みたいと思います。
1)「調整相場」
2)年間で更なる下落の警戒

あくまで仮説ですから、刻々と変化する相場には、目の前で起こっている事が事実ですから、仮説にこだわらず柔軟に相場に対応してく姿勢がとっても大事だと思っています。


さあ、いよいよ大晦日ですね。全国的に寒波でとっても寒い日が続いています。あったかくしてお過ごしくださいませ。
簡単ではありますが、年末特集と称してご挨拶とさせて頂きます。


1年間ご愛読いただき本当にありがとうございました。皆さま良いお年をお迎えください!

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特集!THE相場観のテクニカル状況と年末相場の行方! 公開中!
http://businessjump.jp/blog-entry-2281.html

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12月14日:特集!THE相場観のテクニカル状況と年末相場の行方! 

特集!THE相場観のテクニカル状況と年末相場の行方!

久しぶりに特集記事を発行します。ここ最近、週足の件を記事にすることが多かったのですが、週足の変化は中期的な影響があるので、方向性を見るには大事なテクニカルだと思っています。今回は、その週足を画像と共に見ていきたいと思います。すでに確認済の投資家の皆さま方も多いかと思いますが、再確認という事で。特に投資を始めて間もない投資家の方は、是非理解しておいていただきたかとは思います。

では、今週足がどのようになっているのか。


日経平均先物の週足チャート
20181214.jpg 
*画像では52周線デッドクロス目前とありますが現状はデッドクロスに至っています。訂正となります。

いかがでしょうか?週足の13週線が、26週線、更には52週線を下回るデッドクロスとなりました。ここ数週間でレンジ上限である22,500円はおろか、22,000円も現状超える事ができていません。そして本日のSQ通過により、上昇してくれば良かったのですが、下でした。相場の弱さがある意味際立った様子です。ナイトセッションから週足が始まっていますが、このローソクが大陽線になれば良いですが、万が一陰線形成になるようだと、サポートラインの100週移動平均線を明確に割り込む推移になる可能性があります。目先は、この100週線でのサポートを確認できるかがポイントでしょう。

参考までにダウを見てみましょう

ダウ先物の週足チャート

20181214-2.jpg 

ダウも直近の週足が揉み合いのかたまりになっているのが確認できると思います。上下レンジ形成されているわけですが、はやり上限を超える事ができていません。逆に下圧力がかかっているように見えます。年末にかけて、下に抜けてしまうかどうか微妙な状況。ダウの動向にも注意しておく必要があります。ダウがこのサポートラインを割り込んで走り出すようなら、日経も100週線割れを想定しておく必要が出てきます。


上記週足について掘り下げて確認してみました。当然国内外投資は気づいています。だからこそ、投資家心理に逆らい、一回割り込んでから売り建玉が増えたとたんに踏み上げ狙いの買いが入ってくる事もあります。上がったと思ったら今度は売りに転じるとか。ここ最近ボラティリティが上がっていますので、予想以上に動いてしまいます。瞬間的な利益も損失も大きくなる傾向がありますので、決して無理したポジション形成をしない事をお勧めします。デイトレが得意ならそれも良いと思います。

上記テクニカルの動向をみつつ、ファンダメンタルズと照らし合わせて年末の相場展開について軽く触れておきたいと思います。

~ポイント~
・週足レンジを横ばいか上か下かを見極める事(冒頭の話です)
・米中貿易摩擦の解決の目途がたっておらず、来年1月まである意味結論がでない事実
・FOMCの金利動向(利上げか利下げか)
・米国金利長短金利逆転現象(逆イールドカーブ化)
・ドル円の動き
・EU問題や地政学的リスク他

米中の貿易懸念は実態経済に直撃しますから、非常にクリティカルな問題であり、短期的実態経済に影響と与えますから、経済指標の動向はチェックが必要です。この貿易摩擦がトリガーとなったのか、アップルの減産が衝撃でした。全世界の投資家が景気減速を連想したのではないのでしょうか?そこから来年度の世界経済の景気減速を織り込みはじめ、金利イールドカーブのフラット化に焦点が集まる。長短金利が逆転するという事は、単純に未来の景気が悪く、国債が買われ金利が低下する状況を予測しているときに発生する現象。その後に景気後退に陥るといった経験が過去にあるから話題になっているわけですね。今すぐといったわけではないでしょうが、恐らく数年にかけてリセッション(景気後退=2連続四半期マイナス成長の状況を指す)をゆっくりなのか急激なのかわかりませんが、市場は織り込んでくるわけです。この状況において高値更新シナリオは描きにくく、どちらかといえば、いつどんな材料で急落が来るのか?どの程度まで下落するのか?に意識が集まってしまいます。今回も100週線がさサポートラインですから、ここ前後で反発しなければなりませんが、そうでなければ、まさかの急落?と警戒しなければならないと考えておりました。

実際に相場状況は刻々と変化しますので、自分自身の思い込みは良くありません。事実に沿って常に投資戦略を変更加えて柔軟に対応していかなければならない事も事実です。その意味で、繰り返しになりますが、オーバーシュートしてから切り返す事が頻繁に起こっています。もし、100週線を割り込み、売りを仕掛けるとしても、踏みあげられるリスクがある事も必ず記憶して置いた方が良いと思います。慎重にポジションを立てている事が大事かもしれませんね。

年末まであと少しですね。

皆さんと共に良いトレードができるよう頑張りたいと思います。

このへんで。



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12月29日:特集!THE相場観の「大納会お疲れ様でした!&来年どうなる日経平均!」 

特集!THE相場観の「大納会お疲れ様でした!&来年どうなる日経平均!」

本日の大納会で年内の株式の取引は終了となりました。(先物は明朝まで)12月度には、23000円のネックラインがなかなか超えられず、期待はあったものの結局難しかったですね。ただ、大きな崩れも特になく底堅い相場展開が続いてのではないでしょうか。米国の税制改革法案が通過し、材料出尽くしではあったと思いますが、そこから崩れませんでした。個人的には、それなりに売り込まれるのではと思っていたのですが、横ばいです。となるとやはり、しばらくの調整を経て、来年度が上昇していく可能性があるのだろうと思います。

心境としては下記記事にある通りです。
特集!THE相場観の月足ボリンジャーバンドから見えるもの!
http://businessjump.jp/blog-entry-1931.html

月足で見ると、揉み合いからの上放れの状態で、しばらく月足で上昇していく傾向があります。長いケースだと、来年5-6月までジリジリ上昇していく可能性も否定できませんね。前向きな相場観ですが。米国も税制改革法案を通過した後、材料難でありつつもダウは堅調といって良いでしょう。ナスダックもアップルも急落するなどありましたが、調整が完了すれば再上昇するチャート形状に見えます。

そして、来年の相場観は、期待を込めて上へ「あがってもらいたい」目線
現状の日経平均は、三角持ち合いを形成中となり、来年より上か下に放れていく事になります。良好のファンダを背景に上昇を維持していくと見ていますが、何れにしても23000円を超えればです。長い持ち合いから23000円を超えれたトレンドが出るとは思います。それに期待をしたいです。それまでは、個別銘柄でも物色していければと思います。




年末のご挨拶
今年も相場いを大いに楽しみ又勉強した1年でした。ご愛読者様も、結果については良きも悪しきも個人投資家としてトレードに取り組まれてきた方も多いとい思います。トレードは決して簡単なものではありません。理屈もとっても大事ですが、どしても経験がものをいう世界でもあるのです。毎日のチャートは、基本的に何一つとっても同じな形状はありません。だから経験が必要なわけですね。勘が働くと良くいいますが、この勘の大本は、過去記憶のデーターベースの事を指すと信じています。過去に経験した事に似た事がまさに今起こっているのでは?これがまさに勘が働いた瞬間だと個人的には思ってるわけです。これまで、とんでもなく多くのチャートを見てきたと思います。悪い予感(予勘)で撤退してみたり、良い予感(予勘)でエントリーしてみたりとありました。ここには理屈がいつもあるわけではなく、長年の勘に頼っている事も多いと思います。個人投資家として邁進していくなら、なるべく日々のチャートを見続けて、出来れば先物オプションの値動きも、分からなくとも見てみてください。オプションやる時に感じるのですが、システムの向こうにいる投資家の心境がわかる気がする時があります。(個人的な感想です!)これからも、経験を積んでいければと思います。皆さんと一緒に良い投資家になっていきたいものです。

本年、ご愛読ありがとうございました。心より御礼申し上げます。来年も宜しく御願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。



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THE相場観 by Business JUMP

今年よりTHE~ブログシリーズの開設を少しづつ始めており、今後も出来る範囲ですが、多方面セグメントに拡張していきたいと思います。著作者名称Business JUMPに統一していこうと思います。といっても何か変わるわけではありませんけど。



年末年始時間があるので特集をアップしていきますので宜しくお願いします。。。



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12月9日:特集!~THE相場観の年末商戦の行方~ 


特集!THE相場観の年末商戦の行方

いよいよ年末商戦となります。振り返りですが、ロシアゲート疑惑でダウが大幅下落。日経も22000円を一時割り込む自体となっていました。良好なファンダメンタルが基本的には下支えしていると考えられますが、ダウについて空中戦ですから、強気にもなりにくいのはありますね。日経は、25日移動平均線を割り込みましたが結局押し目買いポイントになった事になります。11月の安値21,835円を下値目処としておりまいたが、22000円が強く意識されたのか、しっかりサポートとなり、大陽線を形成し現在に至るわけです。確かに北の地政学的リスクやロシアゲート、米国税制改革法案とテーマはあるのですが、リスク面においては、免疫が付き始めているように感じます。税制改革法案は期待先行となっておりますが、これ自体、賛否が出始めてきている印象があります。GOOD/経済の加速 VS BAD/財源問題(赤字国債)先々どちらの報道に偏っていくか気になります。赤字国債等不安を仰ぐ記事が出始めておりました。そして、この改革法案が最終決着した折には、材料出尽くしになるのかどか。原則織り込んでいるとは思ってはいるので、そこから下落に入るのは有り得るとは思っていますが、なんともえいません。そこからまだ上を目指すのか。税制改革法案はしっかりチェックし警戒はしておくべきだと感じてます。
 一方テクニカル的には、今回の反転上昇によりWボトムを形成する動きになっています。前に言及したとあるテクニカルで悪化している旨記事にしておりましたが、いま持ちこたえているような状況で、この価格水準を維持すると改善する見通しです。過去の記事 
businessjump.jp/blog-entry-1966.html
 

日足や週足を見てみましょう。先ず日足では、ボリンジャーバンドが収束しており、煮詰まり感が出てます。ここから上昇か下落でバンドが拡大していくわけですが、ファンダメンタルから原則は上目線。Wボトムを形成中であり、ネックラインが23000円。ここを超えてくるとダブルボトム完成するので年末高に期待がかかります。一方週足では、移動平均線では13週線、ボリバンでは、+1σ、一目均衡表では転換線が、夫々サポートしており反発しいている事が確認できます。加えてパラボリック陰転を回避し事も同様の判断となり、底堅さが見れます。


20171209 日足 20171209 週足

先週末の雇用統計も良好でしたし、FOMCで利上げ予定されている事から円安傾向となっております。FOMC利上げで一旦円安に歯止めがかかるものと考えられますが、日足、週足のテクニカル的期待から日経も上を目指いてもらいたと考えています。

願わくば、前回特集のように展開していく事を大いに期待しています。 
→前回の特集 THE相場観の月足ボリンジャーバンドから見えるもの!
businessjump.jp/blog-entry-1931.html


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11月3日:特集 ~THE相場観の月足ボリンジャーバンドから見えるもの~ 

特集!THE相場観の月足ボリンジャーバンドから見えるもの!

本日より3連休に入りますが、いかがお過ごしでしょうか?さて本日は、少々時間がありますので、特集と題して月足ボリンジャーバンドから相場状況を考えてみたいと思います。振り返れば地政学的リスクの緊張が高まっていた9月の下落からの生まれた今回の上昇トレンド。当時は、アジア地域で米朝軍事衝突の危機が現実を帯びており、当時9月のミサイル発射実験で日経平均は大きく売られました。結果的には底を付けた格好ですが、その当時、誰がそのタイミングで底と判断できたでしょうか?基本誰もいないでしょう。しかしながらそこから不思議な事にどんどん上昇していくわけです。流れ的におかしいな?とは感じてました。躊躇なく上昇するわけですから。当時を振り返ると地政学的リスクが解決したわけではないのですが、買い判断を下したのは日経平均が20,000円を超えたあたりからです。軍事衝突がいつ発生してもおかしくなかった状況でしたが、しばらく明確に超える事が出来なかった2万ゾーンを日経が超え、更に日足のボリンジャーバンドで+2σを超えて+3σに突入したわけです。売り方の買戻しが原動力になっていたと感じましたが、実際上昇要因がなんであれ目の前で起こっている事実を無視する事も出来ず、ある意味仕方なく乗った感じです。問題は、その後ですね。まさかの上昇トレンドに突入したわけです。今回の上昇でわかりにくいのが、明確な上昇のテーマが全くなかった事です。確かに米国の好業績が背景にあったのは事実ではありますが、例えばアベノミクス発動とか。黒田バズーカ―発射とか投資家全員が自身をもって参加できるテーマはなかったと感じます。9月の初動では売り方の買戻しを主とした需給面による上昇であったとのでしょうが、その後、中間決算において日米好業績が明るみになり、加えて日本市場におけるEPS(1株純利益)が尋常ではない事もここにきて明確になりつつあります。9月で地政学的リスクで恐怖に支配されていたはずの日本市場ではありましたが、水面下では、好業績期待が既に走っていたのかもしれません。今現在では、完全に「好業績期待相場」が今の相場のテーマである事がようやく確信に変わったのだと個人的には理解しています。更には、衆院解散後、自民党が圧勝した事も完全に追い風になりました。「安定政権」期待です。海外投資家から好まれる政治状態だと思います。相場テーマは、「好業績&安定政権相場」といいかえる事ができそうです。

そのような相場分析をする中で注目しているのは、月足のボリンジャーバンドです。図にある通りですが、ボリンジャーハンドが、細くなっている状況をエネルギが蓄積されてりる状態と呼びますが、そこから、上昇に伴い蓄積されたエネルギーが解放されるかの如くバンドがい拡大しつつある状態がわかります。

20171103-2.jpg


2014年の秋口にも近い状態があり、揉み合いでバンドが収束している状態から、上昇によりエネルギーが解放され月足で上昇トレンドを形成しています。2017年の現状も同様でしばらく揉み合ってから、今回の上昇に突入している事がわかります。今の世界的な好景気や好業績を考えると、過去にない上昇があっても全く不思議ではありません。それを考えると、月足ボリンジャーが拡張しつつある現状は、「初動」とも考えられます。われわれが想像する以上の日経平均高値が待っているかもしれません。しかしながら、上昇トレンドとはいえ、必ず大小の調整が入るものです。例えば月足ボリンジャーを参考にするならば、+2σ(下限)~+3σ(上限)をレンジと見立て、調整による下落は最大で+2σまでは有りえると想定しておく必要があります。そこから急浮上してバンドウォークし上昇トレンド軌道に戻っていく相場展開をイメージしておく事も大事だと思います。


個人の所見レベルではありますが、現状の相場展望を特集として記事にしてみました。勿論、想定とは逆の方向に進んだ事も必ずワンセットでシナリオを用意しておく事も心がけています。実はこれが一番大切な事だと思っています。




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投資をはじめて約20年。日経先物・オプション・信用取引を中心にトレード中。実践的なつぶやきをしながら私の投資の考え方を公開していこうと思います。

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